鉄サプリ、何を選べばいい?
ムリなく続けるための選び方ガイド

鉄サプリ、何を選べばいい?ムリなく続けるための選び方ガイド

生理のたびに体が重い。


立ちくらみ、顔色の悪さ、息切れ。

「多分、鉄が足りてないんだろうな」
そんな自覚がありながら、なんとなく見過ごしていませんか?

女性は、生理によって定期的に鉄を失いやすく、現代女性の約65%が「貧血」または「隠れ貧血」であるという調査結果も(※)。

とはいえ、多くの人が不調に気づきながらも、忙しさや慣れで、「そのまま放置してしまっている」のが現実かもしれません。


鉄不足、食事だけで補うのは意外と難しい


鉄は、体内で合成できないため、食事やサプリメントなどで外から補う必要があります。

鉄を多く含む食品は、ほうれん草やレバー、赤身肉など。
ここまではご存じの方も多いでしょう。

鉄不足、食事だけで補うのは意外と難しい

厚生労働省によると、生理のある成人女性に推奨される鉄の摂取量は1日あたり10.5mg。
ですが、例えば10mgを食事で摂る場合、茹でたほうれん草だと1.1kg、豚ロース肉なら3.3kgが必要です。
この量を食事だけで満たすのはなかなか現実的ではありません。

だからこそ、効率的に補えるサプリメントという選択肢を。
忙しい毎日でも手軽に続けられるのが、鉄サプリメントの魅力。
でも実は、選び方を間違えると、
「飲みにくい」「合わない」と感じてしまうことも。

鉄サプリ、選ぶときに確認したい4つのポイント

①鉄の種類は「ヘム鉄」がおすすめ

鉄には大きく分けて「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。
動物性食品に多く含まれるヘム鉄は体内で吸収されやすく、植物性食品に多い非ヘム鉄に比べて吸収率は5倍以上。
また、非ヘム鉄は摂取時に胃や腸の粘膜を刺激するため、胸やけや吐き気、便秘などの副作用を引き起こすことがあります。
サプリメントを選ぶ際は、パッケージの原材料欄に「ヘム鉄」と記載されているものを選びましょう。

鉄の種類は「ヘム鉄」がおすすめ

②サポート成分も一緒に摂れるか

鉄のはたらきを助ける成分も一緒に含まれているか確認しましょう。

・亜鉛…赤血球の形成や造血機能をサポート
・ビタミンB12・葉酸…赤血球の産生に必要
・ビタミンC…鉄の吸収を高める

鉄と一緒にこうした栄養素も含むものにするとより効率よく摂取することができるでしょう。

サポート成分も一緒に摂れるか

③飲みやすさに配慮されているか

鉄には特有のえぐみやにおいがあります。
この風味が苦手でサプリメントを敬遠してしまう方も。
ソフトカプセルなど、舌や口内に直接触れないタイプを選ぶと、飲みやすく、続けやすいでしょう。

④携帯性・衛生面も要チェック

鉄は外気に触れることで化学反応を起こしやすいため、個包装などの保存性が高いタイプを選ぶと安心。
持ち運びやすいので外出先や旅行などでも手軽に続けられます。

携帯性・衛生面も要チェック

「なんとなく不調」を見逃さないで


日々の習慣に、無理なく取り入れられる“鉄ケア”を。
自分の体に合ったアイテムを選ぶことで、続けやすさもぐんと高まります。

※厚生労働省 平成21年 国民健康・栄養調査より

 

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